Rinza RDF Repository の特徴

Rinza RDF Repository は以下のような特徴を備えたサーバソフトウェアです。クライアントAPI(Java)を利用して、RDFステートメントの追加/検索(クエリー、トラバース)/削除/更新が出来ます。

  • RDFに基づいた柔軟なデータモデルによるデータの拡張性・再利用性 RDF (Resource Description Framework) に基づいた柔軟なデータモデルを採用しています。 各種リソースにURIを割り当て、ステートメントとして関連付けを記述していくことで、 メタデータを付与したり、データ自体に意味付けを行ったりといったことが可能となります。
  • データ管理層における統合されたアクセスコントロール RDFステートメントによって記述されたデータの属性条件を基準として、柔軟なアクセスコントロールを適用できます。 国際的な標準化団体であるOASISが仕様を策定しているXACMLに基づいた記述に対応しています。
  • 履歴データの管理 時間に基づいてデータ変更の管理が行われます。時間の条件を指定したデータ取得が可能です。
  • データを介したサービス連携 トリガー機能により、ステートメントに対するアクセスに応じて処理の起動(サーバ側からコールバックされる)が行えます。

システム構成

Rinza RDF Repository は、クライアントAPIとAgentから構成されます。

Agent

Agent は Rinza RDF Repository の中核機能を担うJava アプリケーションです。TCP/IPによって接続を受け付けます。

  • RDFステートメントの保持
  • ステートメントに関するメタデータ管理
  •  XACMLによるアクセスコントロール
  •  SPARQLによるクエリー
  • トリガー機能

※ 現在のバージョンではバックエンドのデータ記憶にRDBを利用しています。

クライアントAPI

Javaアプリケーションから呼び出すことでネットワーク経由で Agent の各種機能を利用します。 API の Javadoc は こちらです。

機能一覧

機能概要
URIによるデータの識別・Rinza内のあらゆるデータをURIで識別可能
データ間の関係の定義・URIによって識別されるデータと他のデータの関連を個別に定義可能
・関連は意味と方向をもつ(関連元と関連先が区別される)
・Dublin Core や FOAF などの標準的なボキャブラリを利用
・独自ボキャブラリの定義
履歴データの管理・データおよび、データの関係の変化を履歴として保管
単純データ型の格納・文字列、整数(8bytes)、実数値、日付、真偽値
データの関連の探索・データに関連付けられた他のデータの列挙
・関連の逆参照の取得
・単純データ型の値の取得
クエリー・SPARQL(W3C標準ドラフト)を用いたデータの検索
-関連の有無のパターンによる検索
-単純データ型の探索
アクセス・コントロール・URIごとに可能な操作の可否を設定
・関連の有無や、関連先のデータの内容に基づいて操作の可否を設定
・XACML(OASIS勧告)を用いて記述
トリガー・データの参照、更新および関連付けなどの操作の実行時に処理を起動
・トリガーはURIごと、またはステートメントの条件ごとに個別に設定可能
APIの提供・Rinza に対する各種操作を実行するための  Java API を提供

添付ファイル